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金属を使うことはたまに有るのだけれど
ここまで作るのは初めてに近いので、結構ドキドキです。
先ずはデータを作りカットしてもらいます
こんな感じになります
素材は リン青銅と洋白 最初はムクを削り出そうと考えたのですが そもそもの材料が規格ではなく手に入りずらい
価格もかなりなので ~8mm厚位までの板を組むことにしました。ロウ付けすると焼けるので接着。
ナカナカ難しいものです
組上りはこんな感じ これをさらに鑢掛けし その後仕上げていきます
竣工記念の模型
今回はコンペの時から 関わっているプロジェクトの竣工記念で
エントランスに飾るコンセプト模型と全体模型。
形状 素材 表現方法などはほぼ自由。
コンセプト模型
ラウンジの空間(緑)を対話と発想のスペース、
其処からつながる施設の空間(青)をアイデアを練り上げる機能と考え
これらをアクリルの塊で表現し 光源を下部に配置して視覚化した。
外形の表現は最小限とする。
全体模型
敷地全体を表現し
計画建物をリン青銅、洋白
既存建物をアクリルの塊とし
ディティール表現は必要最小限にとどめる。
台座は濃いグレーの艶消し
光を出すための穴を開け、台座の中で配線を出来る様な蓋もつける。
これらアクリルの塊、金属の強い質感を受け止めるために
ベースとする板も紫鉄刀木(ムラサキタガヤサン)
と言う強い質感の一枚板にし調和をはかった。
研究施設の竣工記念のコンセプト模型と全体模型です
青色と緑色に光っているのがコンセプト模型 こちらが全体模型
両方ともこの様にアクリルカバーをかけて展示されています。
数回に分けて製作風景を少しアップします。
暫く時間が空いてしまいました。
今回は オフィスの断面模型です
上からのぞいた時に吹抜の構成が理解できるようにカットしました
全体を作ると とても大きくなるので吹き抜け部分を切り取り
断面模型としました。
什器を置いて フロアの中の機能の違いを解りやすくしています
アイレベルで見ると雰囲気が良く解ると思います。
先日の日経新聞の取材記事 掲載OKがでました
紫色で囲んだ部分です
第3面に掲載されました
ちなみに1面、2面は以下の感じです。
先日あった取材の記事が載りました
3ページ目です
記事の部分はチョットだけですが初めての事なので嬉しいです。
自分の発した言葉が文字になっているのを見ると何とも言えない感じがします。
内容は著作権上 載せてはいけない気がするので 皆さん買って下さい 200円です
よろしくお願いいたします。
空間のつながりディティールの収まり
家具の配置 外構 等を確認します。
サッシ等も簡単に表現。
1/50なのでアイレベルでも見ることが可能。
人や家具等を入れるとスケール感がでます。
こんな感じに作ると 施工の時の参考にもなります。
この住宅模型のシリーズはこれで終了。
案が決まったので1/50で模型を作り
外観と外構等 全体のバランスを検証し
樹木も1/100の時よりは雰囲気をだします。
屋根、梁 垂木、壁が一つ取り外し可能です。
6月1日にワークショップを開催しました
いつものように 各自得意な部分が違うので個々に見ていくことになります。
始まった時と終わりの時で 明らかに出来が良くなっていると
こちらも嬉しいものです。
模型教室として 各レベルに分けて製作課題を出し
数週間~数か月かけて指導しながら作り上げるという方法も有ると思いますが、
学生や建築関係の方の場合 その時解らない事などが具体的なので
ピンポイントで指導し解決していくやり方も有りかと思っています。
再度 相談にも乗れますし。
この日 新聞社の取材が有りました
初めての事なので 若干 緊張気味でした。
決定案
これも同じく 外壁、屋根のみ色を着けて
窓に透明のアクリル
梁、垂木は3Dプリントで出力し着色
この様に各案を模型で比べてみると解りやすいです。
次からは決定案の1/50の模型の予定です。