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1/1000の模型で
「今までに無い感じの模型が良いなぁ」
と言う事で、話してるうちに、
「無垢の金属は」と冗談半分に出た意見から
まさかの、銅の無垢材からの切り出し模型
この春 納品した神社の模型です
屋根、柱、升組などは3Dプリント
他は従来の方法で作ってみました。
組つけ前のパーツ
透き塀
大屋根の裏
垂木、全部入れてみた
屋根に銅箔を貼ろうかと思ったのだけど
近頃は、いい感じの絵具、塗料が有るので
塗装+汚し
金具の部分は、本金箔貼りました
近くのホテルのロビーに飾ってありました
去年作った模型です
アクリルの無垢を削り出し
ブルーグレーに染めて、目地を入れ
部分的に薄い和紙を張って ソフトなイメージの部分を作りました。
下からLEDライトで光を入れることも可能
PHRFは3Dプリンターで作ってみました。
少し前に作った 神社の軸組です
前回と同じタイプの新型マシンでプリントしたものです
樹脂は黄色を使用
前回と同じ様な仕上がりです チョット樹脂が柔かい感じカモ
サポート材の感じも ほぼ一緒
これは 接点が小さすぎて サポート材除去中に壊れた部分
小さくて強度をあまり上げられなかったので 塗装前の仕上げ不足も有りますが
塗料のノリは いまいち
もっとデータの扱いに慣れると使いこなせるのでしょうネ
今回は インクジェット方式と言うプリンターを使ってみました
積層ピッチは0.03m/m で アクリルライクの透明?~機械によってはフルカラー
そして 硬い素材とゴム風の素材のハイブリッドも可能だそうです
飴色に見えるのはサポート材です FDM方式の場合と違って ニュルッとしてます
取るとボロボロした感じで 料理をしているような気分になります
今回は こんな道具を使って取ってみました
取り出している途中です
そして これ
今回はアクリルライクの透明 と言うものでプリントしてみました
硬さ 感触 はいい感じです ピッチが0.03m/mと言っても積層のシマ状のものは出ます
これも 軽くヤスリをかければ問題無い程度
気になったのは
アクリルライクと言っても インクジェットなので超細かな穴が有るのか
アクリル用の接着剤、瞬間接着材とも染み込んでしまいました
また サポート材を相当入念に取らないと
塗装も剥がれやすいです
このタイプはFDM方式より模型には使いやすいと思います
触感も気に入ってます
この間(一月くらい前ですが)アトリエを移転しました
と、言っても歩いて2~3分の距離です。
入口が広くガラスなので
明るくなって気持ちも上がります.
中の配置やら 何やらで未だ完璧にはなってませんが
進行中です
ちょっと前になりますが3Dプリンターを使う機会が有ったので
何回かに分けて書いてみます
これは『FDM方式』と言う 最近手に入れやすい価格の物と同じ方式の工業用マシンで
使用する樹脂はABS系で溶かして積層します
使用した機械は多少古いので この時は微妙なブレが出ていました。(メンテをしたら直ったそうです)
またこの方式のマシンはピッチが≪0.253m/m≫と粗いので あまり細かい物には適さないようです。
後加工は樹脂が柔らかいのでカナリ楽で、接着も従来どうり出来 塗装の乗りも悪くは無い感じ。
写真の茶色い部分は樹脂を積層する時に垂れないようにするサポート材で ABS樹脂ですが結構性質が違い割れやすくできているのですが
これを剥がすのにはコツが必要で 細かい部分は5割くらい折れました
写真のように面が大きい場合は割と素直にはがれるようです